屋根塗装で使う塗料の種類はどんなものがある?

屋根塗装で使う塗料の種類はどんなものがある?
屋根塗装で用いられる塗料は原材料の種類に応じて、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素樹脂、無機物の5種類があります。
このうち1回あたりのコストが最もかからないのがアクリルですが、紫外線に対してはあまり強くなく、それゆえに塗膜の劣化は早く、3~5年程度で屋根塗装を再び実施しなければなりません。
これに対して、耐候性や耐熱性があって、コストとパフォーマンスのバランスがとれているといわれているのがウレタンとシリコンの2種類で、ウレタンだと8~10年程度、シリコンだと10~15年程度は持ちます。
フッ素樹脂はシリコンよりさらに耐候性が強く、親水性にも優れており、1度屋根に塗れば15~20年は塗り直さずに住み続けられます。
コストはやや高くなりますが、場合によっては引っ越すまで一度も塗り直さずに済みます。
無機物は有機物でつくられた塗料より耐燃性と防汚性に優れており、耐久性についても20~25年と非常に長持ちですが、5種類の中では最もコストが高いのが難点です。
屋根塗装をリーズナブルに済ませるにはDIYとの合わせ技が使えます
普通の戸建て住宅の場合、屋根塗装を行うには平均で40万円前後となることが多く、住宅を守るという意味合いでは重要になりますがリーズナブルな料金で依頼する方法はあります。
戸建て住宅にお住いの方は、屋根塗装と外壁塗装を同時に行うことで足場代を節約することができますが、屋根単体の場合では、1階部分の屋根に対しては脚立で屋根に上りスクレーパーで古い塗膜や汚れを除去した上で、ホームセンタで屋根用の塗料と刷毛とローラー、塗料を入れるトレーを購入する方法があります。
DIYで屋根塗装を済ませた上で、2階部分の屋根には足場を作らずに安全ベルトで対応する塗装会社に依頼をする方法で安く屋根塗装を済ませることができます。
住宅による違いがありますが、1階部分の屋根をDIYで塗装するには2万円程度で済ませることができ、高さのある2階部分の屋根に対しては10万円台で対応する会社があるので上手く組み合わせを行う方法でリーズナブルで済ませられる範囲です。